宮竹さん。

かなりショッキングなニュースであった。

当店でも少し品揃えさせてもらってる「宮竹昆布店」へ

注文していた商品を取りにいった時のことだ。

「もう今年いっぱいでやめよう思てますのや…」

私が小さい頃からずーーーーっと美味しくいただいてた近所の昆布屋さん。

私が結婚したときの内祝いなんかも”喜んぶ”つって使わせてもらったり。

「え~~~!おばちゃん、嘘やろ…。マジで閉めんの?なんでなん?」

「おとうさん、おらへんようになってから…。もう、歳やさかいな…」

まあ、確かに、どこかしんどそうやったし、消費税が変わった時なんかも

「にいちゃん、どないしよ…、8てや…。勘定でけへんわ」つってたしな…。

そんなちょっと暗い感じでお話してるところへお客様がいらっしゃった。

「こんに…ち…わ…、あれっ、なんや?にいちゃん、どないしたん?」

私もよく知る愛すべきおかあさんだ。

「いやね、宮竹さん、もう今年いっぱいで閉めるんやって」

「えっ…、嘘やん。おかあちゃん、なんでなん?」

もう、それ、さっきやったわ…なんて思いながら、3人で

”宮竹さん”あるあるの話で盛り上がってると、また別のお客様が…。

そして、やっぱり「えっ、おかあさん、今年いっぱいで閉めはんの?」の話へ。

もうね、ホント愛されてる。

地元で愛されてるお店が閉まるのは寂しいものだ。

よくよく考えると、そういえば、お豆腐屋さんも閉まったしな…。

もっといえば…

”栄くん、栄くん”いうて可愛がってくれたコロッケの美味しい丸宮さんも

おじいのツケで腹いっぱい喰って親父に怒られたお寿司の「ちょうちん」も

世界一旨かったお好み焼屋さんの「3ちゃん」なんてのも、今はもうない…。

う~ん…、なんて綴ればいいのかわかんないんだけど、

日之出屋の存在意義ってのはホント考えさせられた。

言えるのは、モノを売り買いする場所っていう

ただそんな単純なものではないってことである。

地元で愛されなければ…そう強く思う今日この頃である。

あっ、宮竹さんの昆布は販売させていただきますので

よろしくお願い申し上げます。

2015/11/20

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これまでのコメント

  1. 張 磊 :

    心の温かさを感じる文書です。
    お互いに助け合い、愛されながらうまくやっていければ何よりです。
    心が温かい会長様です。尊敬!

  2. kaicho :

    おっと…、熱いコメントありがとうございます。お客様に愛されるようなお店を目指します!!

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