12歳。

8月18日、時計の針が夜の9時ごろを指してた頃だろうか…

「あっ、そうや!あいつ、誕生日や」なんて思い出す。

そう、長男の12回目の誕生日。

仕事中にもかかわらず、慌てて妻に電話をする。

「なに、どないしたん?」

「いや、忘れてた…。あいつに代わって…」

毎年のことなら、朝起きたときにちゃんと”おめでとう”って言ってたのに…。

「あっ、おとうさん!どうしたん?」

「いや、まあ、その、あれや、誕生日おめでとう!」

忘れてて申し訳ないという気持ちからなのか

そこそこ男になってきてて、なんか微妙な関係性になりつつあるからなのか

”おめでとう”がスッと出てこない自分に驚く。

「あぁ、ありがとう!そんな、わざわざええのにや。仕事中にごめんやで」

いや、取引先の専務か!である。

思いっきり子供のくせに、そんな大人なコメントをぶち込まれると

なんかこっちも引き下がれない。

「おー、あれや、下に毛生えたら言えよ。フランス料理食いにいくから」

「な、なんでやねん!」

まだまだ子供やな…である。

最近、忙しくて彼との時間もあまりとれてなくて、

もひとつ何を話していいのかわからず、

「ま、勉強、がんばれよ」が精一杯で電話を切る。

う~ん、電話ではなんか話しにくいが、まだ結構話をする方だと思うし、

むしろ、子離れできるんやろか?って心配でならない。

なんやろう、12歳でまあまあでかいのに、かわいくて仕方がないのだ。

妻に同意を求めると、「もう、うるさいな!」などと暴言を吐かれるようになって

「そうか…、腹立ってしゃあないけどな」なんてそっけない態度。

なるほど、確かに、私の12歳を思い起こすと、え~っと、頭の中が

女の子のことばっかりだったような…、そら、オカンはうっとおしいわ!である。

んっ、そもそも、そん時のオトンの存在と言ったら…、ヤバいな…。

これからの彼とはもっと複雑な関係になっていくのは、火を見るより明らか。

たぶん、今がぎりぎりのラインである。

できるだけ話をする時間をとるようにしなければならない。

今を大切に…。

長男よ、君へのメッセージでもある。

なにわともあれ、誕生日おめでとう!

2016/08/24

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