塩男。

現在のお取引のなかで生産者が直接持ってきてくれたり、

直送していただいているアイテムが結構ある。

で、まあ、納品だけって…なので、いろいろと話をするんだけど、

よく「どない食べたら一番美味しいっすか?」の話に。

すると、「そやな、塩だけで…」みたいなことが多い。

そう、素材が良ければ何もしなくても素材の旨みでいけるってわけだ。

なるほど…ってことはだ!美味い塩はどれやろ?って興味が湧き、

奈良県の有名な塩の問屋さんに営業へ来てもらうことに。

じゃあ、社長さん自らお越しくださって

塩だけの話を軽く一時間半ほど熱く語っていただいた。

もうね、ホント、「塩だけ」他は何もいらない…お腹いっぱい…である。

しかし、これだけ情熱を持ってるってのはカッケーのね。

堺の老舗「やまつ辻田」さんの社長もそれにあたる。

夏限定の「暑気払」ってのがあって「いるか?」とのご連絡。

堺駅南口店をオープンするにあたり、お取引させていただこうと

お伺いしてからのお付き合いだから、まもなく10年だ。

初めてお会いした時は「えっ、武田信玄?」なんて、たじろんだほど。

剣道の腕前は凄まじく、私も長いこと剣道をしているが、

そんなもん、足元にも及ばない…。

剣道の試合会場でご挨拶にいくと、「どうや?」って聞かれるもんだから

「ええ、お客様に支持さ…」って話だそうとしてるのに

「違う!剣道や。稽古しとんのか?」

なんて、剣道への情熱がハンパやないし、

だからこそ、仕事への情熱も凄まじいのでホント尊敬している。

結局、それが老舗なんだし、たくさんのお客様から支持をいただけるのだ。

で、その「暑気払」だが、スゲー希少な商品なのに声をかけていただき、

気にかけてくださってるというか、本当に有難いし、そう、カッケーのである。

このように、信念を持って仕事に情熱を燃やす社長さんを想うと

私なんてまだまだやないか…なんて自問自答する。

まもなく、堺駅南口店が10周年を迎える。

どこか私の信念たるものを試されてるような気がしてならない。

うーん…ってなってるのに、そこへ電話が鳴る。

長男がコンタクトにするだとかスマホの機種を変えたいだとか…って内容。

こらこらこら…長男よ、飾るな!飾るな!ええ格好すな!

男やったら中身を磨かんかい!

塩だけで旨い!みたいな素材になろう思わんか…なのだ。

えーっと、高校一年生やろ…俺が高校一年生の時はやな…

アカンアカンアカン…いっしょや、いっしょ!ワシもそんなんやったわ…。

長男よ、すまん…自分のことを棚にあげてたわ…。

そやけど、ほんまに恰好ええのはそんなんちゃうぞ!

いらんこと考えんと、いっしょに中身を磨いていきましょう!

2020/07/13

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