独立自尊。

先日、焼肉屋さんへ行く機会があった。

美味しくいただいている最中、隣のテーブルから聞こえてくる

声に反応してしまい、「またや…」と少し気分を悪くしてしまう。

「あー美味しっ。やっぱりスーパーの肉とは違うな」っつう声。

おいおいおいっ…ちょっと待ったらんかい!と。

なんや?スーパーの肉を下に見とんかいな!

どこがやねん!なんやったら、うちの肉のがええぐらいや!

もうね、うちの肉を持ってきて目つぶって食べ比べさせたろか…である。

うーん、悪気はないのはわかるが、どうも釈然としない。

前にも綴ったが、だいたいお正月の定番テレビ番組「格付けチェック」でも

100万円のワインVSスーパーで売っている〇〇円のワイン

という風に説明されたりするんだけど…

いる?スーパーで売っているって部分?〇〇円のワインでええやん!だ。

で、もっといえば、100万円のワインよりスーパーで売っているワインが

美味しいと思っても別にかまへんやん!って話なのだ。

そう、高級焼肉屋さんの肉より日之出屋の肉の方が美味しい!

と、そう感じたらそれでいいのに、そんなことを言おうもんなら

「えー、なんで?こっちの方が高級やねんで」みたいな感じになるのだろう。

これは、日本の教育課程がそうさせたと考える。

小学校の頃、図工は一番好きな科目だったのに

中学校になると、美術が一番嫌いな科目になるみたいに。

なぜ、嫌いになるのか?それは、自分の自由な感覚で受けていた授業が

「この絵は誰が描いたものか?」と正解不正解の授業に変わるからだ。

美術の点数をつけるためには必要かもしれないが、

感性なんて育つわけもなく、凄い人が描いた絵を良いと思う感覚が育ち

結局、大人になっても正解不正解みたいな感覚で物事を考えるのだろう。

もっとさあ、自分の感覚を大事にしようぜ!である。

私は「独立自尊」という言葉が好きだ。

人に頼らずに自分の力だけで事を行い、自己の人格・尊厳を保つってね

福沢諭吉さんがおっしゃってて、ほんまにそうやで!と思う。

なのにだ、うちのアルバイトといったら…。

いやね、うちの大学生がキャップを被ってたんだけど、

つばのところにシールがついてたからね

「あれっ、シール付いたままやぞ。剥がさんでええんか?」って聞いたら

「ま、ファッションの一部みたいなもんですかね」と。

「へー、そうなん…。シールついてるのがオシャレなんや」

「ま、本物の証というか、新品の証というか…」と。

またや…なんやねん!恰好ええ思ってつけてるんやったらええわい!

それをや、本物か偽物かのためだけやったら、いらん!剥がせ、そんなもん!

就職活動が始まるんやろ、そん時に、なんや、皆がつけてるから

僕もつけてる、そういう人間なんです!って自分を売り込むんか?

正解不正解の感覚よりも、もっと自分の感覚を…はぁはぁ…アカン…である。

ま、48歳のおっさんにはわからん世界なので好きにしたらいいのだが、

もっとこう、アート思考っつうか、創造力っつうか、伸ばしてほしいなぁ…

とはいえ、ニューエラっていうねんな。

オシャレには疎いからな、僕。

勉強になりました。

2022/05/24

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